【HSP】飲み会で無理していませんか。

HSP(Highly Sensitive Person)の方は、外界の刺激をキャッチする能力が高く、脳の情報処理能力が優れていると言われています。

ですので、大人数の飲み会などでは、
同じテーブルの話し声、他のグループの話し声、厨房の音、ニオイ、お皿やグラスを動かす音、スタッフの方の声など
...刺激が多い場所にいるというだけで、疲れてしまいます。

その場にいるだけで疲れるのに、
「同席しているグループの人たちがそれぞれ何を考えているか」顔色をうかがったり、
「自分の発言で嫌な思いをする人がいないか」気になって仕方がなかったり、
「今の返しはもっとこういう返しにしたほうが盛り上がったのかな」と気にしたり、
「あの人のグラスが空いている」とチェックしてメニューを渡したり、
脳内が刺激と思考でいっぱいいっぱいになってしまいます。

それで疲れてしまうので、
・自分の本音を臆することなく言える人
・何を言われてもいちいち気にせず深読みせずに言葉を返せる人
・冗談や雑談が得意な人
そんな人たちのことは、すごく羨ましくなります。
私はそんなタイプの人が羨ましかったので、
ずっと鈍感力を鍛えようと努力してきました。

ポジティブな反応をしてポジティブな自分を演じてみたり、あえて気がつかないふりをしてみたり、無理にテンションを上げてみたり、と。

でもそんなことをしても疲れるだけだし、偽りの自分を見せるだけなので、表面上の付き合いにしかならないことに気がつきました。
その場だけの関係で、関係性が続かない。
今度会うときも無理した自分でいないといけないから、会いたくないと思ったり。

それって結局、自分の人生生きてることにならないし、相手からどう思われたいかばかり気にしてるだけのことです。

じゃあどうやって大人数の飲み会を乗りきればよいか。
大学時代、体育会の部活に所属して頻繁に飲み会があり社会人になってからも週1、2飲み会をする職場にいたことのある私が導きだした答え。
それは...

↓↓↓↓↓
・「盛り上げキャラ」にはなろうとしない。
…自分の不得意分野は誰かに任せましょう。
・グラスが空きそうな人にメニューをそっと差し出し注文役にまわる
…この役割は飲み会には重要だと思います。盛り上げることは誰かに回して、こういう部分を伸ばしましょう。
・控え目でもいい。別に目立たなくても、ちゃんと相手の話を聞いて次に繋げていけたら、関係性や信頼関係はつくれる。
…飲み会って、コミュニケーションの場です。別に自己主張や目立つための場ではないですよね。

自分を偽らずに、ちゃんと自分でいる。
雑踏のなかではそのシンプルなことを忘れてしまいそうになり、無理をしたり自分らしくないことをしたり盛り上げようとして心にもないことを言ったりしてしまいます。翌日、後悔しませんか?酒の場の失態は何年も引きずりふとしたときに思い出して恥ずかしくなってしまいますよ。

HSPである自分をなおすのではなく、自分らしくその場を乗りきりましょう!